顔と名前は知っているけれど、それほど親しくはない。
そんな相手とエレベーターや待合室などで二人きりになると、何を話せばいいのか分からず気まずくなることがあります。
まったく知らない人なら黙っていられるのに、少し知っているからこそ「何か話さないと」と焦ってしまうものです。
今回は、そんな微妙な沈黙を無理なく乗り切る方法を紹介します。
目の前にあるものを話題にする
無理に面白い話を探す必要はありません。
「今日は電車が混んでいましたね」
「この部屋、少し寒くないですか?」
「雨が降りそうですね」
このように、その場で二人が共有しているものを話題にすると、自然に会話を始められます。
相手も答えを考え込まずに済むため、最初のひと言として使いやすい方法です。
前に聞いた話を少しだけ広げる
相手について知っていることがあれば、それをきっかけにするのもおすすめです。
「この前言っていた仕事、落ち着きました?」
「お子さんの行事、もう終わったんですか?」
以前の話を覚えていることが伝わるため、単なる天気の話よりも会話が続きやすくなります。
ただし、家族や仕事などの話題を深掘りしすぎると、かえって相手を困らせることがあります。返事が短ければ、そこで話題を変えましょう。
質問ばかりにしない
沈黙を避けようとして質問を連発すると、会話ではなく面接のようになってしまいます。
「休みの日は何をしているんですか?」
「趣味は何ですか?」
「どこに住んでいるんですか?」
こうならないためには、質問のあとに自分の話も少し加えます。
「休みの日は何をしています? 僕は最近、家でゆっくりすることが増えました」
自分の情報も出すことで、相手も話しやすくなります。
無理に沈黙を埋めなくてもいい
二人きりになったからといって、ずっと会話を続ける必要はありません。
ひと言か二言話したあとに沈黙しても、失礼ではありません。スマホを見る、本を読む、景色を見るなど、その場に合った過ごし方をすれば大丈夫です。
気まずさの正体は、沈黙そのものよりも「話し続けなければいけない」と思い込むことなのかもしれません。
雑談の型を知っておくと気持ちが楽になる
雑談が苦手な人は、話題の多さよりも、会話を始めたり終えたりする型を知っておくと楽になります。
また、質問の作り方や話の広げ方を知りたい場合は、会話術を扱った本を一冊読んでおくのも役立ちます。
まとめ
少し知っている人と二人きりになったときは、無理に面白い話をしようとしなくて大丈夫です。
目の前の出来事を話題にして、相手にひとつ質問し、自分のことも少し話す。それだけで十分です。
それでも会話が続かなければ、静かに過ごしても問題ありません。
「沈黙してはいけない」と考えすぎないことが、気まずさを和らげる一番の方法です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



