結論からいうと、オプティメイト3・4・6は、使うバッテリーや用途で選ぶのがおすすめです。
バイクの12V鉛バッテリーを手軽に維持充電したいならOptiMate 3、
リン酸鉄リチウムバッテリーや対応するBMWのCAN-bus充電にも対応したいならOptiMate 4 Quad Program、
バイクだけでなく車などの大きなバッテリーにも使いたいならOptiMate 6 Ampmaticがおすすめです。
こんにちは。シンイチロウです。
この記事では、オプティメイト3・4・6の違いと、用途別にどれを選べばよいのかを分かりやすく紹介します。
さっそくですが、テックメイト社の「オプティメイト」をご存じでしょうか。
オプティメイトは、ただバッテリーを充電するだけの充電器ではありません。
バッテリーの状態を診断し、必要に応じて回復充電を行い、その後はバッテリーを良好な状態に保つ「バッテリーメンテナー」です。
今回は、僕がオプティメイトを購入するときにいろいろ調べたことや、実際に使ってみた経験をもとに、オプティメイト3・4・6それぞれが「どんな人におすすめなのか」を紹介します。
そもそもオプティメイトが必要ではない人
バイクに毎日のように乗っている方や、週1回、2週間に1回程度でもある程度の距離を走る方なら、走行中にバッテリーが充電されるため、オプティメイトが必ずしも必要とは限りません。
一方で、
- バイクに乗るのが月に数回以下
- 冬場など、長期間バイクに乗らないことがある
- 近距離走行が多い
- バッテリー上がりをできるだけ防ぎたい
- バッテリーの状態を確認しながら長く使いたい
という方には、オプティメイトが役立ちます。
特に、長期間バイクに乗らないときに接続しておけば、バッテリーの状態をチェックしながらメンテナンスしてくれるのが、オプティメイトの大きなメリットです。
では、実際に購入するなら「3・4・6」のどれを選べばよいのでしょうか。
それぞれの違いを比較してみます。
オプティメイト3・4・6の違いを比較
| OptiMate 3 | OptiMate 4 Quad Program | OptiMate 6 Ampmatic | |
|---|---|---|---|
| 向いている人 | バイク中心・鉛バッテリー | バイク中心・BMW/リン酸鉄リチウムも使う | 車とバイクの両方に使う |
| 対応バッテリー | 12V鉛 | 12V鉛・12.8V/13.2Vリン酸鉄リチウム | 12V鉛 |
| 対応容量 | 2.5〜38Ah | 鉛4〜60Ah/リチウム2〜15Ah | 3〜144Ah |
| 充電電流 | 0.8A | 1.25A | 最大6A(自動調整) |
| BMW CAN-bus | 非対応 | 対応 | 非対応 |
| メーカー希望小売価格 | 13,200円 | 16,500円 | 24,750円 |
OptiMate 3と4の違い|どちらを選ぶべき?
OptiMate 3とOptiMate 4 Quad Programの大きな違いは、対応するバッテリーの種類とBMW CAN-busへの対応です。
通常の12V鉛バッテリーを搭載したバイクを維持充電したいだけなら、OptiMate 3で十分です。価格を抑えつつ、充電・診断・回復充電・つなぎっぱなしでのメンテナンスができます。
一方、リン酸鉄リチウムバッテリーのバイクに乗っている方、BMWのCAN-bus対応DINソケットから充電したい方は、OptiMate 4 Quad Programを選びましょう。
OptiMate 4は鉛バッテリーだけでなくリン酸鉄リチウムバッテリーにも対応し、用途に応じて4つの充電プログラムを選べます。
OptiMate 3をおすすめする方
OptiMate 3は、12V鉛バッテリーを搭載したバイクの維持充電をしたい方におすすめです。
充電・診断・回復充電・長期メンテナンスを自動で行える定番モデルで、「初めてオプティメイトを買う」「車には使わず、バイク用として選びたい」という方に向いています。
- 12V鉛バッテリーのバイクに乗っている
- できるだけ価格を抑えたい
- BMWのCAN-bus充電やリン酸鉄リチウムバッテリーには対応不要
- 長期間バイクに乗らないときのバッテリー上がりを防ぎたい
OptiMate 4 Quad Programをおすすめする方
OptiMate 4 Quad Programは、バイク用として機能を重視したい方におすすめです。旧OptiMate 4 Dual Programの後継モデルで、鉛バッテリーに加えてリン酸鉄リチウムバッテリーにも対応しています。
また、BMWのCAN-bus対応DINソケットから充電できるのも大きな特徴です。バッテリーに直接つなぐ場合と、対応するBMWのDINソケット経由で充電する場合を選べます。
ただし、BMWのすべての車種でCAN-bus経由の充電ができるとは限りません。購入前に、自分のバイクがOptiMate 4のCAN-bus充電に対応しているか確認してください。
- リン酸鉄リチウムバッテリーを搭載したバイクに乗っている
- BMWのCAN-bus対応DINソケットから充電したい
- バイクのバッテリーをしっかり診断・回復充電したい
- 鉛バッテリー・リン酸鉄リチウムバッテリーのどちらにも対応できる1台を選びたい
OptiMate 6 Ampmaticをおすすめする方
OptiMate 6 Ampmaticは、バイクだけでなく、車など大きなバッテリーもメンテナンスしたい方におすすめです。
OptiMate 3や4よりも大きな6Aの充電能力を持ち、3~144Ahの12V鉛バッテリーに対応しています。バイク用の小さなバッテリーから、自動車用の大きなバッテリーまで、バッテリーのサイズや状態に合わせて充電電流を自動的に調整してくれるのが特徴です。
そのため、「バイク用として買ったけれど、車にも使いたい」という方には、OptiMate 6が向いています。
また、OptiMate 6は0.5Vまで深く放電したバッテリーに対しても、回復充電を試みる機能を備えています。
通常の充電だけでなく、バッテリーの状態をチェックしながら回復を試みてくれるので、長期間乗らなかったバイクや車のバッテリーメンテナンスにも使えます。
- 大きい車もバイクもどちらもメンテナンスしたい
- バイクだけでなく、車やボートなどにも使いたい
- バッテリーのサイズに合わせて充電電流を自動調整してほしい
- 多少価格が高くても、幅広い用途に使える1台を選びたい
- バッテリーの回復充電やメンテナンスもしっかり行いたい
「バイク専用ならOptiMate 3または4、車にも使うならOptiMate 6」と考えると、選びやすいでしょう。
こんなときにもオプティメイトが役立ちました
2021年1月、年末から続く寒波の中でバイクに乗ったときのことです。
30分ほど走った後、いったんエンジンを切り、5分ほどしてからセルを押しました。
ところが、『キュル』とだけしか回らず、エンジンを始動できなくなってしまいました。
バイク屋さんに見てもらったところ、バッテリーや充電系統には問題ありませんでした。
最近は寒くてあまりバイクに乗っていなかったため、バッテリーが「活性じゃない」状態になっていたことに加え、急な冷え込みで一時的にバッテリーの力が弱まり、セルを回すだけのパワーが出なかったのではないか、とのことでした。
バイク屋さんからは、
「せっかくオプティメイトを持っているのであれば、バイクに乗る予定の日が寒くなりそうなときは、前日に一晩つないでおけば大丈夫でしょう」
とアドバイスされました。
今回は止まったのが街中だったので、保険に付帯していたレッカーサービスでバイクをバイク屋さんまで運んでもらい、僕自身は電車で帰ることができました。
これがもし、田舎道を走りに行っているときだったと思うと、ちょっとゾッとします。
この一件以来、寒い時期にバイクに乗る予定があるときは、前日にオプティメイトをつないでおくようにしています。
実際にバッテリーのトラブルを経験したからこそ、オプティメイトのありがたさを実感した出来事でした。
まとめ|オプティメイト3・4・6はこう選ぶ
オプティメイト3・4・6は、それぞれ得意とする用途が違います。
バイクの12V鉛バッテリーを手軽に維持充電したいなら、OptiMate 3がおすすめです。
リン酸鉄リチウムバッテリーにも対応したい方や、対応するBMWのCAN-bus対応DINソケットから充電したい方は、OptiMate 4 Quad Programが向いています。
バイクだけでなく、車などの大きな12V鉛バッテリーにも使いたいなら、OptiMate 6 Ampmaticがおすすめです。
自分のバイクや車のバッテリーに合ったモデルを選んで、バッテリーをできるだけ良い状態で長く使っていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
これからも大切なバイクや車に長く乗っていくために、バッテリーのメンテナンスにも気を配っていきたいですね。




